看護師の言葉一つが患者を変える
苦しむ患者を見て、もし「かわいそうに」で終わったらその人の体の機能は落ちていきます。
患者の立場になれば、気分は落ち込み、もう自分は何もできないと思い込んでしまいます。
しかし、看護師はその患者のどこを鍛えればよりよい生活をおくることができるか、を判断しえアドバイスすることができます。
脳外科病棟に入院していた40代の女性は、脳梗塞で左半身に麻痺が残ってしまいました。
「動かない、こんな腕なんかいらない」
と自暴自棄になる女性でした。
ここで、看護師としては「かわいそうに」で終わらせないことです。
腕が無いより、動かなくてもあった方がいい。

「たとえ動かない腕でも子供にご飯を作ってあげるときに大根をおさえることができるでしょう。
腕一本では野菜が転がって、包丁できれないですよ。」
とはなすことで、女性のこころは和らぎ、リハビリをするようになりました。
退院後、励まされた患者さんは何度も会いに来ます。
こんなときは患者さんが会いに来てくれたことは看護師の仕事をしていてとても感動する一面です。
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